一般にリアル造形の場合、大きい作品ほどデッサン力・造形力が必要とされています。しかし小さいものなら簡単にできるかというと、そうでもありません。小さくなればなるほど細部の造形はやりにくくなってきます。今回は各部にふさわしい形状のツールを作りながら制作していきました。特に前歯に苦労しました。細かすぎてナイフが入らない、しかもすぐ折れるので何度も作り直しました。原型の素材はポリパテです。ポリパテだけで原型を作る造形師もたくさんいると聞いたので、今後の実験も兼ねて何種類かのポリパテを取り寄せ、中の原料まで調べて研究しました。切削性・研磨性・密着性・硬化時間・ひけや収縮の仕組みもある程度理解できました。アクセサリーの世界では、ひとつの造形物をパーツとして使いまわし、リングを付けて指輪、数珠つなぎにしてネックレス、クリップを付けてタイピン、というようにいくつもの製品を作るらしいのですが、この作品がどのようなシルバーアクセサリーになるか楽しみです。

猫の頭蓋骨
4cm
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制作日記
全体
上顎・下顎